皆様、こんにちは!
札幌の花、ライラックが鮮やかに咲いていますが皆様、いかがお過ごしでしょうか?
さて、今回は和装をお召しになる花嫁様には欠かせない「筥迫」についてご案内をさせて頂きます。
花嫁としての品格を表現するためには欠かせないもので、
現代では打掛・白無垢・引き振袖などの花嫁衣裳にのみ使用致します!
ただの飾りではなく、ちゃんと意味があるのです。
「筥迫」・・・鏡、紅、お香やお守りなどを入れておく和風の化粧小物入れが起源。
かつては身だしなみの必需品で、実用的な意味での嫁入り道具のひとつでした。
今でいうと、メイクポーチやコンパクトのような存在です。
「懐剣」・・・武家の婦人の護身用としての習慣が受け継がれたもので、
剣を持って家族を守る決意をあらわしております。
「末広」・・・飾り房のついた扇子で、顔を隠すものということから、花嫁様の恥じらいをあらわしたり、
末広がりであることから婚礼のめでたさをあらわしております。
しっかり意味を知っていると、小物選びも楽しくなってきますよね。
お着物の色に合わせた色やデザインを各種用意しておりますので、
ぜひ、コーディネートを楽しんでみてくださいね!!